RETINA REFLEX IV

(1964〜1967)




 
 
レフレックスIVは、レフレックスS、IIIの次に発売された、最後のレチナである。このカメラをもって、レチナはその長い歴史を閉じることとなる。

レフレックスSと基本的には同じ機構だが、ファインダー内にメーターが表示されたり、フィルム
カウンターが自動復元式になったりと、細部の改良がされていて、たいへん使いやすくなっている。
とはいえ、時代はもうすでにフォーカルプレーンの一眼レフに移っており、また写真というものが、特別なものではなく、だれでも気軽にカメラを使うようになったこの時代では、より大衆的なカメラも多く出まわるようになった。とりわけ、日本製の優秀なカメラが世界を席捲していき
コダックは、低価格のカメラの販売へと大きく転換していく。

あまり多くはないのだが、ワタシはときどきこのレフレックスIVが、無性に使ってみたくなる時
がある。とても素直で、まっとうなこのカメラは、現代とちょっと古い時代を結ぶタイムトンネル
のように感じる。
 

 

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