私のレチナの誕生日
ライカのシリアルナンバーは本にも出ているし、Webのページでも見ることが
できます。自分の生まれ年のライカを欲しがる、という気持ちは私にもわかります。
そこで私のレチナの製造年はわからないものだろうかと考えました。
日本でも本が出ているかも知れませんが、まずインターネットを使うことにしました。
前に書いた、コダックカメラのコレクターである
Chris Eve氏、
(彼はイギリス、CHANNEL諸島の島に住んでいます。
地図で調べると、ドーバー海峡の西、のイギリス海峡にあります。)
Walker Mangum氏、
の2人に、シリアルナンバーから製造年を知りたいとメールを出しました。
するとChris Eve氏は自分では分からないのでと言って2つのサイトを紹介してくれました。
その1つは上記のWalker Mangum氏。もう一つは
Clayton Rye氏のサイトでした。
早速そのサイトへアクセス。レチナの各タイプの製造台数などを表にしています。
メールをだすとすぐに返事が来ました。
自分は分からないがDavid Jentz氏ならばわかるだろうから、君のメールを転送しておいた
とのこと。
実はClayton Rye氏にメールを出したあとに、彼のページをダウンロードしてよく読んで
みたら、最後の方に「Historical Society for Retina Cameras」のDavid Jentz氏の
メールポイントを見つけ、同じ内容のメールを送っていたのでした。
Clayton Rye氏には、事情を話して、転送してくれたお礼を書きました。私が「レチナ
は今のカメラが失ってしまったたくさんの要素(element)を持っている。私はこの
カメラにクラフトマンシップを感じる」とちょっとカッコつけて書いたら、
「Exactly what I believe.」と言ってきました。そしてIIIc以外のお勧めとして
露出計のないIIc、レンズ交換は出来ないがpocketableで素晴らしい写りをする
IIaを紹介してくれました。
彼のメールの後、前にメールを出したWalker Mangum氏からも返事が来ました。
「自分はわからないが、David Jentzは知っているはずだ」
すべての流れはDavid Jentzへと向かいました。
David Jentz氏はClayton Rye氏によると来年(1999)中には出版される、レチナの本
の仕事をしているとのこと。内容は詳しくはわからないがその中には
a great reference sourceが詰まっているだろうと教えてくれました。
ここまでくればあとは返事を待つばかりです。
そして1週間後、ついにDavid Jentz氏から返事が来ました。
Your Kodak Retina IIIc ( Type 021 I ) with the serial number
EK 517763 was manufactured in early October 1955.
The interchangeable lenses were made in late 1954 or early1955.
なんとカメラは1995年10月上旬、レンズは1954年の終りから1955年初め。
こんなに限定した時期がわかるとは思っていなかったので、大感激です。
カメラは私より1歳年上でした。そして大変きれいな交換レンズはさらに
その前というのには驚きました。
と同時に改めてインターネットの面白さを実感しました。
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