ゴールデンウィークの5月2日、筑波サーキットで行われる
「1999 クラシックカーフェスティバル」に
わがカメラ友達であり大学の先輩でもあるKAZZさん こと
島田和也さんが出場すると聞いて、カメラ4台にレンズ8本を
バッグに詰め込み、朝5:30にたたき起こされて、まだ目の
覚めないワイフと娘を愛車BMWに詰め込み、サーキットへと
駆けつけた。

入り口でKAZZさんと会い「Crew」と書かれたカードを
もらう。こういうの好き^^

彼はもう10数年このクラシックカーレースに参加している。
クラシックカーといっても、T型フォードみたいなのが走るの
ではなく、1960〜70年代の市販スポーツカーを中心に、
フォーミュラーカーや、Sマックイーンの「栄光のルマン」の
ころの、レーシングスポーツカーまで、さらに電気自動車まで
いくつかのカテゴリーがあり、それぞれのクラスに分かれてレ
ースを行う。

パドック・スタンド・スワップミート・・・

市販車のクラスもすべてサーキット走行用に改造されている、
いわばレーシングカーで、内装も助手席もなにもなく、ドライ
バー用のバケットシートに消火器、派手なカラーリングにカー
ナンバー・・・・・なのだけど、そのシルエットはどれも間違
い無く、かつて公道で羨望のまなざしを受けながら走り去って
行った、あの懐かしいスポーツカーたちなのだ。


KAZZさん・メカニックであり師匠でもある森正さん


シェブロンB16 ポルシェ906&アルピーヌA210 フェアレディ240Z

ロータスコルチナ&ポルシェ356  スカイライン2000GT     ポルシェ911    

午前中、予選が行われる。15分間のタイムトライアルで、決
勝のスタートグリッドの順番が決まる。KAZZさんは2位。
ポールポジションは逃したものの、外側から一気に飛び出せる
いい位置だ。

決勝までの空き時間に、いっしょに食事。といっても食べたの
はわれわれ家族だけ。レース中はほとんど食べないそうだ。
アナウンスで、各レースで「スタート○分前」とボードで知ら
せる、レースクイーンを募っている。
「リサちゃん出れば?」KAZZさんにそういわれて、娘がそ
の気になる。(さっきオレが薦めたときはイヤだといっていた
のに)
   F−1 のデモンストレーション走行
ロータス97T かつてセナが乗っていたマシーン

「この子、おねがいしま〜す」とワイフが娘のリサの申し込み
に付いていくと、
「あ、2人1組なんで、おねえさんもいっしょにお願いします」
「え? あの・・・娘なんですけど・・ワタシ母親・・・」
「え〜? そうなんですか〜? 姉妹かと思った・・じゃ、
 おかあさんもぜひいっしょに!」

というやりとりがあったと、ワイフはいうのだが、ワタシは現場
にはいなかった。^^;;

決勝直前のコンセントレーション・やり方の指導を受けるレースクイーンズ・スタート3分前

スタート1分前 ・ スターティンググリッドのKAZZさん ・ スタート30秒前
決勝の時間が近づいてくる。KAZZさんもしだいに言葉が少な
くなってくる。
「がんばってくださいね。」というと
「やっぱり、自分のレースの時は、写真撮っていられないなあ。」
そういえば、きょうはKAZZさんはカメラを手にしない。

にわか仕立てのレースクイーンズを撮るため、スタートの時は、
メインスタンド前で、撮影。
走行シーンは、予選を撮影したヘアピンの所が撮影しやすかったの
で、スタートしたら(KAZZさんから借りた)脚立をかついで、
数100メートルを急いで移動しなければならない。
決勝は15周の順位で争う。ワタシはフーフー言いながらヘアピン
へ移動。
電光掲示板をみると、KAZZさんの81番は2位。ポールポジシ
ョンのポルシェが1位だ。
ヘアピンでのKAZZさんのフェアレディSR311とポルシェの
デッドヒートがのファインダーの中でくりひろげられる。
ヘアピンの後ろ側が、バックストレート。
KAZZさんがヘアピンを通過したら、脚立を降り、カメラをトプ
コンスーパーD+135mmに持ち替え、1/60で流し撮り。
また脚立に上り、F−1をかまえる。
ヘアピンを走り去る後姿を追ったとき「あれ?」と気が付く。
KAZZさんのSRの後ろのバンパーが大きくへこんでいる。
『ぶつかったのだろうか・・・・』

そのまま、順位は変わらず、KAZZさんは2位でフィニッシュし
た。ウィニングランを見届けて、機材をかたづけ、メインスタンド
へ歩き出したところで、表彰式のアナウンス。『しまった!』

時すでに遅し。。。2位の表彰台のKAZZさんにリサがお祝いの
シャンパンを渡してKAZZさんがシャンパンシャワーをしている
シーンは撮れなかった。。。。

着替えに車に戻ったKAZZさんと会う。レースの緊張感から開放さ
れて、笑顔が戻っている。聞けば、スタート直後の第1コーナーで、
KAZZさんの車は、ぶつけられたのだという。

スタートでいい飛び出したのが、予選3位のベレット1600GTR。
KAZZさんはその後ろに2位でつけた。パワーで勝るKAZZさん
は『よし、この位置ならいけるな』と思った。次の瞬間、後ろから来
たポールポジションのポルシェに ドーン と当たられて、ダートま
で押し出されてしまった。なんとか体制を立て直し、追い上げる。
ベレットはかわしたものの、ポルシェは抜けなかった。。
「くやしいなあ・・・」そういうKAZZさんに、何といっていいか
わからず、「ボクはポルシェはきらいだ!絶対買わない!」

KAZZさん、きょうはお疲れ様でした。おかげで家族ともども楽し
い、ワクワクする1日を体験できました。
KAZZさんが、クラシックカーとクラシックカメラを愛する訳が、
とてもわかった気がします。

「また応援に来ますね〜〜」と車から手を振りながら、サーキットを
あとにしたのだった。。。。。。。。


Report & Photos : H.TAKA
Cameras : CANON New F-1 w/35mm,50mm,200mm
TOPCON SUPER-D w/35mm,135mm
LEICA M3 w/35mm
FUJI RDP II

Special Thanks to HALUOX

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