エランのお直し

ロールバーだぜ(2002.04)

エランを買った当初から、サーキット走行をしてみたいと夢に見ていた。
サーキットとなると、オープンカーの場合ロールバーが必要というところが多い。ツ
インリンクモテギもそうだ。
いろいろあたってみたが、イギリスやアメリカではエラン用のロールバー自体はそれ
ほど高くはないが、大きなものなので送料はそれなりにかかってしまうし、なんとい
ってもその取り付けが、ボディを少し浮かしてシャーシに止めるため、おおごとにな
ってしまう。とても自分ではできそうにない。専門ショップを何ヶ所かあたってみた
が、工賃だけでもかなりかかり、パーツ代込みで、おそらく20〜30万円くらいか
かりそうだ。
どうしようかなあと思っていたところ、QEDでオリジナルのエラン用ロールバーを
販売しているのをHPで見つけて、電話で問い合わせてみた。実はこれが最初にQE
Dにコンタクトをとった時である。
このロールバーはシートベルトのアンカーボルト穴で留めるもので、ボディを浮かす
ことなしに取り付けられるという。ただし、実際に製作してみたら、このボルト穴が
個体差が大きく、実際に取り付けるのはけっこうたいへんだとの話。お値段はHP開
設セールで5万円。この金額は赤字だとのこと。いろいろ考えたのだが、結局これを
購入して、自分で取り付けにチャレンジしてみることにした。

届いたロールバーは、黒の焼きつけ塗装で、しっかりした作り。太さもあり、強度的
にも十分な感じだ。
車内のFRP作業がすべて終わった段階で、取り付けにかかった・・・・が、これが
やはり、穴が全然合わないのだった。それを承知とは言え、正直この取り付けは苦労
した。左右の幅自体も余裕というか、ボルト穴との間に隙間があるので、これは大き
なワッシャーを何枚も重ねてスペーサーにした。幌のブーツカバーを押さえているア
ルミの『コ』の字の金具は干渉するので、途中を切断。穴に合わせるため、力ずくで
38mm径のロールバーを曲げる。今思うと、われながら1人で良くやったと思うし
2度とやりたくない作業だった。
ロールバーを付ける時点で、オリジナルのシートベルトから、フルハーネスに交換し
ようと思っていた。4X3のシートベルトは、ヤフオクで安く見つけた。ひとつは、
ドイツのシュロス製の、肩部分が黄色と赤という派手なもの。これをドライバー用に
して、もうひとつはブルーのウィランズ。いずれも、2シーター用とはいえ、後ろ部
分が長いので、短く切って取り付けた。取り付けは、ロールバーを留めたボルトに、
L字の分厚い金具を共締めして、そこにシートベルトの金具をつなぐ。

こうしてできたロールバーは、シャーシ部分で4点、ボディに2点の計6点保持。フ
ルハーネスも付き、気分はレーサー。シャーシとボディにロールバーが渡ったことで
ボディの補強にもなっている・・・はずである。
ただ、マイナスもちょっとだけ発生した。幌の骨が干渉して、上げ下ろしでひっかか
り、けっこうたいへんになったのだ。それと、ルームミラーの視界にロールバーが入
って、後ろの視認性が悪い。これはしかたがないだろう。もう少しロールバーが高く
ても、幌にはつかないし、ミラーの視界も良くなるし、そして私の座高でも完璧なの
だが。実は、ヘルメットをかぶると、頭のてっぺんがロールバーの上なのだ。
 


 
 
 

HOME