シルバーストーンから戻ってから、しばらくは問題なく乗っていた。一度走行中にエ
ンジンがストールすることがあったが、すぐにかかり、自分ではそれほど気にしてい
なかった。
しかし、それは突然やってきた。実はそれはシルバーストーンのH氏が心配していた
事だったのだが。。
その日はスピットファイヤー乗りのF氏と初めて会った日で、2人で喫茶店でお茶を
飲みながら歓談したあと「ちょっと乗ってみますか」とエランの助手席にF氏を乗せ
少し走っていて、細い田舎道の信号のところで、減速していったときに突然のエンジ
ンストール。その後に「パーン」という大音量のバックファイアー1発。この症状は
自分では初めてだったが、H氏が頻繁に経験したというもので、それが再発したのだ
った。ボンネットをあけ、配線をチェックしたり、いろいろ見てみたがわからない。
そうこうするうちに、エンジンがかかった。やれやれということで再びスタート。
しかし、もう少しで喫茶店の駐車場というところで再び『パーン』今度はロードサイ
ドの電気店の駐車場に入れる。おそらくはまた、しばらくおいてコイルなどが冷えれ
ばかかるだろうが、帰宅途中でまた起こる可能性も高いだろうと、安全のためローダ
ーを呼ぶことにした。またもや保険のお世話になってしまった。
その後、1ヵ月近くは、対策ができないままあれやこれやといじりまわすことになっ
た。最初はルーメニションの不良かと思い、これを交換。前のものも新品だったので
2個も買ったわけだ。ところがこれでも少しテスト走行したときに同じことが起きた。
ルーメニションの説明書やWEBのHPで得た知識で、電流式のタコメーターの影響
かと、メーターの会社に聞いたりもした。交換したもコイルの抵抗値が低いのではな
いかと思い、地元のミニの専門ショップでルーカスのコイルに交換したりもした。
散々悩んだあげく、QEDのS氏に相談。そこでアルドンを薦められる。これでダメ
なら、あとは永井電子にするかポイントに戻すしかないだろう。
届いたアルドンは、デスビでの点火タイミングを光学的に取るルーメニションと違っ
て、磁石式であり、その本体はデスビの中だけという小型のタイプだ。これでできて
しまうということは、ルーメニションのアンプ部分の大きさは、いったい何?と思っ
てしまう。
アルドンは不具合は出ず、その後安定している。結局ルーメニションの不具合の原因
はわからずじまい。あとには、2個の使わなくなったルーメニションのセットが残っ
たのだった。
そして、万一にそなえて、もし出先でフルトラが飛んでも帰ってこられるようにと、
ポイント式のデスビ一式をトランクに常駐させることにした。この古いデスビは、Q
EDでいただいてしまったもの。アルドンを買う時に、予備にポイントの新品も買っ
たのだが、その時にS氏がそれならばということでサービスしてくれたのだった。
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