エランとの接近遭遇(3)

T氏との出会い・HONDA S600

 

1968年当時のセールスパンフレット(見開き・左)
2000年(平成12年) T氏と知り合ったことが、忘れかけていたエランと、また近づくきっかけになった。

途中の経緯は省略するが、これまで数知れない車を乗り継ぎ、現在も何台もの車を所有してカーライフを楽しんでいるT氏。
そのT氏が、何台かのエランだけはいつも手元にあったという。
いまでも、内部は26Rに仕立ててしまったシリーズ1と、もう1台を所有して、サーキットで、走らせたりしてエンジョイしている。
「この車は『ホンモノ』  格別なんだよね」
「車はなんといっても、ライトウェイト・スポーツ。
 そして、ライトウェイトスポーツといえばELANなんだよね」

(ほら、たとえば、中学校や小学校のころ、とっても美人な女の子のことが好きで、でも、くちをきいたこともなくて、
ある時、それが例えば夏休みの終わり頃でも、何十年もたった同窓会でもいいんだけど、同級生の友達から「あの子は、きれいなだけじゃなくて、優しくて、性格もとてもいいんだよね」と聞かされたことが・・・・)

そんなことが、あったかどうかはどうでもよくて、とにかくT氏のエランに対する賞賛の言葉の数々は、今まで単なる夢でしかなかった、エランのオーナーになるということを、次第に現実味を帯びた思いに変化させていったのだった。

そんなある日、T氏所有の「HONDA S600」を運転させてもらうチャンスがあった。文字通りフルレストアした『エスロク』は、小さく、可愛らしく、精密機械と呼ばれるエンジンのサウンド、ハンドリング、そしてなにより、フルオープンで走る爽快感に、ワタシはステアリングを握りながら、ココロのなかで
「欲しい・・・」
とつぶやいていたのだった。

もうこれは、買うしかない。ライトウェイトスポーツなのだ!オープンカーなのだ!

サイは投げられたのだ。
覆水盆に帰らずなのだ(ちょっと違うか・・)

とにかく
ランプの消えぬうちに生を楽しまなくてはいけないのだ!!
 

そして・・・・・・・・・・
 

エランを買う

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