エランとの接近遭遇(1)

レストランにて

 


1968年当時のセールスパンフレット(裏表紙)

1980年代終わりころだろうか。季節は覚えていない。筑波山の近くのちょっとシャレたレストランに入った。家内の家族がいっしょだった。
その店内に、黄色いエランがディスプレーとして置いてあった。エランの実物を間近で見るのは、これが初めてだった気がする。他にも古いスポーツカーがあったが、それは思い出せない。
とても小さいと思った。食事を待つあいだ、車をしげしげとながめ、これがエランかと思った。車のドアは鍵がかけられ、中はよく見る事ができなかったが、なんといい車だろうと
思った。店の人に、なにか質問をしたような記憶がある。

ただそれだけのことなのだが、今回家内にエランのことを話し、あのレストランにあった車
だというと、家内も覚えていて「そういえばあの時『この車が好きなんだ』と言ってたわね」
といってくれた。

そうなのだ。ワタシは極めて観念的なクルマファンで、免許をとった学生時代から車に興味があるものの、自分では入れこむこともなかった。
結婚後は、プレリュードというちょっとスポーティな車に乗ったし、そのあとはBMW318
のセダン、そして今年318ツーリングと、家族用の車は買ったが、それ以外ではアウトドアの遊びにはライトバンやワゴンが便利だし、会社所有のセドリックやクラウンがあれば
十分。だいたいが、単に車を走らせるというのはあまり好きではなく、車はあくまで移動の手段、できれば誰かに運転してもらいたいというクチだった。
そんなワタシが、1台だけ意識しつづけていたのがエランだったのだ。
 

クラシックカーレース
T氏との出会い・HONDA S600
エランを買う

 

HOME